社内ツール「次世代監視基盤 AMS」に「CircleCI」を導入アイレット株式会社のクラウドを活用した導入事例

掲載日：2021年3月2日

SaaS型のCI/CDサービス「CircleCI」による開発サイクルの効率UP

アイレット株式会社が提供しているクラウドの導入設計から構築・運用・監視保守までのフルマネージドサービス「cloudpack」には、「24時間365日有人による監視運用」という強みがあります。
この「24時間365日有人による監視運用」を担当し、交代制で監視業務を行いながらお客様のインフラ環境やITシステムの安定運用を実現しているアイレットのMSP（Managed Service Provider）チームが、監視業務の一次対応の一部を自動化するため、社内ツール「次世代監視基盤 AMS（Advanced Monitoring System）」を開発しました。

そしてこの「次世代監視基盤 AMS」を開発する際、その効率を向上させるため、SaaS型のCI/CDサービス「CircleCI」を導入、活用しました。

これまでシステム改修やバージョンアップ後のリリース作業は手作業で行っていたため、非常に時間と手間がかかってしまうという課題がありましたが、「CircleCI」を導入したことにより、ブランチ毎に必要なコマンドを自動的に実行することが可能となったほか、開発からデプロイまでのプロセスが削減され、リリースの作業時間が従来よりも約23%減となりました。

また、「CircleCI」には、導入時に無料で利用できるチャットサポートシステムが付属しており、これによりCircleCI社にも大いにご協力をいただき、スムーズかつスピーディな開発業務遂行を実現することができました。

今回、「CircleCI」の導入により開発効率の向上を実現できたことで、「次世代監視基盤 AMS」はさらなる進化を遂げ、MSP業務全体も効率化することができました。また、今回はAWS環境における導入でしたが、「CircleCI」はクラウドプロバイダーに依存しないものであるため、Google Cloudなど他のクラウド環境におけるMSP業務にも活用する予定です。

今後もアイレットは、お客様が安心して監視・運用業務をお任せくださるよう、さらなるサービスの品質向上に努めてまいります。

詳細については、ぜひこちらの記事もご参照ください。
https://cloudpack.media/53377