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Amazon Aurora 利用料を年間約34%削減可能に!cloudpack+(クラウドパックプラス)を活用したクラウド最適化支援株式会社山善様のクラウドを活用した導入事例

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Amazon Aurora 利用料を年間約34%削減可能に!cloudpack+(クラウドパックプラス)を活用したクラウド最適化支援

掲載日:2025年3月7日

お客様の課題

  • 高スペックでの運用が求められる一方、最適化によるコスト削減が必要だった。
  • 今後の利用者増加を考慮した適切なコスト管理が求められていた。

対応と結果

  • Reserved Instances や Savings Plans を活用することで、Amazon Aurora 利用料を年間約34%削減できる見込みが立った。
  • お客様専用のポータルサイト「cloudpack+ PORTAL」により、AWS 利用状況の可視化と効率的な管理を実現した。

株式会社山善様(以下、山善様)がクラウド上で運用するものづくり企業向け複合型 SaaS プラットフォーム「ゲンバト」において、「cloudpack+(クラウドパックプラス)」を活用したコスト削減とクラウド環境の最適化をアイレットが支援させていただきました。

「cloudpack+」の『クラウド最適化サポート』で、既存環境の分析や改善提案を実施

山善様は工作機械、産業機器、機械工具、自動化ロボットなど、世界のものづくりを支える「生産財」と、快適で便利な住まい・オフィス環境をつくる住宅設備機器や、くらしを豊かに彩る生活用品などの「消費財」を提供する専門商社。「ともに、未来を切拓く」をパーパスに掲げ、世界のものづくりと豊かなくらしをリードすることを目指しています。

山善様は、2024年2月にリリースしたものづくり企業向け複合型 SaaS プラットフォーム「ゲンバト」の運用にあたり、サービスの立ち上げ直後に予想されるアクセス負荷に耐えうる安定した環境を確保するため、リリース当初は高負荷に備えたリソース構成を採用していました。しかし、リリースから一定期間が経過し、サービスが安定稼働する中で、よりコスト効率の良い運用を実現するための最適化が求められるようになりました。

クラウド利用料の推移予測

そこでアイレットは、クラウド導入・活用の総合支援サービス「cloudpack」をご契約のお客様に提供する無料サポートサービス「cloudpack+」の『クラウド最適化サポート』にて、クラウド最適化に向けた既存環境の分析や改善提案を実施しました。

「cloudpack+」サービスページ

関連事例:複数の開発会社様と連携し、サービス共通のアーキテクチャを確立。DevOps の効率化とコスト最適化を実現!製造業向け SaaS のインフラ開発

Amazon Aurora のコストの約34%が削減可能に!
さらに 「cloudpack+ PORTAL」で AWS 利用状況の一元管理を実現

クラウドのコスト最適化において、特にデータベースのコスト削減は重要な課題となります。山善様のクラウド環境では、Amazon Aurora が主要なデータベースとして活用されており、利用規模が拡大するにつれてランニングコストの増大が懸念されていました。また、オンデマンドでの利用を続けると、コストの変動が大きくなり、長期的なコスト最適化が難しくなるという課題がありました。

そこで、まずは Amazon CloudWatch メトリクスや New Relic に蓄積されたデータを活用し、過去1年間のコンピュートリソースの利用状況を詳細に分析。そして、お客様と分析結果や今後の利用者増加予測をすり合わせ、お客様のクラウド環境の成長フェーズを見据えた上で、インスタンスを最適なタイプに変更し無駄を削減するためのライトサイジングを提案しました。

ライトサイジングの提案では、Reserved Instances(RI)および Savings Plans(SP)の活用を提案。購入オプションは前払いの有無や契約期間によって割引率が異なるため、通常のオンデマンド利用と比較し、各選択肢の違いでどれだけの差額となるかを洗い出しました。その結果、Amazon Aurora に関しては、オンデマンド利用と比較して少なくとも年間約34%のコスト削減が可能であることが判明しました。

購入プラン比較

また、「cloudpack+」をご利用のお客様専用のポータルサイト「cloudpack+ PORTAL」により、AWS 利用状況の一元管理が可能となり、コストの可視化と最適化を継続的に実施する仕組みを整えました。

利用料推移グラフ

AWS CodeCommit の新規利用・機能追加停止に伴い、将来を見据えたコード管理ツールの選定をサポート

山善様は、ソースコード管理に AWS CodeCommit を利用していましたが、2024年7月の新規利用・機能追加停止に伴い、将来的な運用を見据え、代替ツールの選定を検討していました。

そこでアイレットは、各種コード管理ツールの特性や市場シェア、機能、コストを整理し、選定のための比較資料を提供。加えて、現在の開発ワークフローとの適合性や、セキュリティ・運用面の考慮点を含めた提案を実施しました。

ツール比較一覧

アイレットの「cloudpack+」では、『クラウド最適化サポート』以外にも、AWS のトレーニングやお客様環境のセキュリティ診断、コンサルティングなどのサポートサービスを基本無料で提供しています。今後もアイレットは、お客様におけるクラウド環境の効率化や改善、さらなる活用を推進してまいります。

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案件名 Amazon Aurora 利用料を年間約34%削減可能に!cloudpack+(クラウドパックプラス)を活用したクラウド最適化支援
クライアント 株式会社山善様

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