KDDI 様とアイレットで合同チームを結成。スクラム開発による迅速かつ柔軟なプロジェクト進行を推進。「au PAY」新規 Web アプリの開発、運用・保守KDDI株式会社様のクラウドを活用した導入事例
掲載日:2023年11月8日
https://www.kddi.com
https://aupay.auone.jp
https://wallet.auone.jp
お客様の課題
- au PAY のシステム移行やキャンペーン実施等に伴い、Web アプリの新規開発を迅速かつ柔軟に進める必要があった。
対応と結果
- KDDI 様とアイレットで合同チームを結成。スクラム開発とインフラ環境の再構築により、Web ページおよび追加機能の開発、運用保守をスピーディに実現
KDDI株式会社様(以下、KDDI 様)が提供する au PAY の新規 Web ページおよび追加機能の開発、運用保守を、アイレットが支援させていただきました。
KDDI 様とアイレットでスクラム開発体制を構築。スピーディで柔軟な開発が可能に
KDDI様は、au の通信サービスに限らずスマートフォンをご利用のお客様向けに、簡単・便利にお支払いができる決済サービス「au PAY」を提供しています。
このたび、au PAY と Suica の連携やキャンペーン実施、他システムが提供しているクーポン機能やチャージ機能の移行に伴い、au PAY サイトの Web ページおよび追加機能を新規開発することになりました。
本プロジェクトを au PAY 関連の開発案件に実績があるアイレットにご依頼いただきましたが、今回はスピーディな開発環境が求められるため、KDDI 様とアイレットで合同チームを結成。スクラム開発を導入することで迅速な対応が可能な体制を構築しました。
開発環境・本番環境に CI/CD を導入し、運用効率の高いシステムを実現
新規開発の対象となるページは、au PAY と Suica の連携に伴うチャージ画面・会員登録画面・履歴詳細画面と、キャンペーン詳細ページ画面などです。また、他システムが提供しているクーポン機能や Ponta ポイントチャージ機能、かんたん決済チャージ機能の本システムへの移行作業も実施しました。
インフラ開発では、2種類のドメインのうち片方(A ドメイン)は AWS Global Accelerator と AWS Fargate で立てたリバースプロキシサーバーを経由し、B ドメインにリクエストする構成となっています。A ドメインに対して旧環境で MX レコードと TXT レコードが既に登録されていることから、Amazon CloudFront を入り口にできないという課題がありました。AWS Global Accelerator を使用し、プロキシサーバー経由で Amazon CloudFront にアクセスすることにより、この問題を解決することができます。
また、開発環境と本番環境の双方に、コード変更を実行した際のテストやデリバリー、デプロイを自動化する CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)を導入することで、作業効率を高め、スピーディな開発を実現することができました。
KDDI グループは、生活の中心となったスマートフォンを通じてお客様の日常生活における決済・金融サービスをより身近にする「スマートマネー構想」を推進しています。アイレットも KDDI グループの一員として、今後も新しい体験価値の創造に取り組んでまいります。
システム構成図
使用プロダクト
・Amazon CloudFront
・Amazon CloudWatch
・AWS Systems Manager
・AWS CodeDeploy
・AWS CodeBuild
・ALB
・AWS Fargate
・AWS Lambda
・Amazon SNS
・Amazon S3
・Amazon VPC
・Amazon EFS
・Amazon ElastiCache
・AWS Global Accelerator
案件名 | KDDI 様とアイレットで合同チームを結成。スクラム開発による迅速かつ柔軟なプロジェクト進行を推進。「au PAY」新規 Web アプリの開発、運用・保守 |
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クライアント | KDDI株式会社様 |
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