078公式LINE BOTアカウント078実行委員会様のクラウドを活用した導入事例
掲載日:2019年8月7日
078で開催されるイベントスケジュールの確認やスタンプラリーができる「078公式LINE BOTアカウント」
「078(ゼロ・ナナ・ハチ)」は、「若者に選ばれ、誰もが活躍するまち」神戸を実現するため、未来に向け魅力と活力あふれる都市として発展する神戸を発信するための新たなクロスメディアイベントです。神戸市共催のもと、078実行委員会様が主催しています。
今回、「078」で開催されるイベントスケジュールの確認や、スタンプラリーの実施など、ユーザーが楽しめる様々な情報や仕組みを提供するための「078公式LINE BOTアカウント」を、アイレットが開発しました。
078実行委員会様は以前より、「078」のイベント内容やスケジュールなどの情報を発信する手段が、公式サイトのみであるという課題を抱えていました。
アイレットではその課題に対し、ユーザーにダイレクトかつリアルタイムに告知できる新たな手段として、LINE BOTを活用することを提案しました。
さらに、情報発信だけでなく、送信された質問に回答したり、イベント会場における回遊性を高めるためのスタンプラリーが実施できたりするなど、遊びの要素を盛り込みながら、より実用性の高い仕組みを開発しました。
インフラ構築では、サーバーレス・アーキテクチャを採用し、運用コストを抑えながら、突発的なアクセス増にも耐えうる堅牢性を実現しました。
スタンプラリーとアンケート機能においては、LINE株式会社より公開されている「LINE Front-end Framework(LIFF)」をプラットフォームとして導入しました。アクセスしたユーザーを特定できるようになるため、ユーザー毎に異なるページを表示することが可能となりました。
会場マップ等の情報は、LINEのリッチメニューを活用することで、ブラウザを開かなくてもLINEアプリ内で確認できる仕組みを実装しました。またスタンプラリーでQRコードを読み取る際も、LINEカメラの機能を使用するなどLINEの既存機能をシームレスに利用し、ユーザー体験の向上を実現しました。
また、グランドデザインを明確にした上、全体構成を仔細に渡って検討し、トータルに勘案された設計を行った結果、Googleスプレッドシートの活用などにより、日々の運用におけるお客様の負荷を最小限に抑えました。
アイレットでは今後も長年の経験によって蓄積されたIT全般に関する豊富な知見とノウハウを最大限に活かしながら、お客様のビジョン実現やビジネス発展の取り組みを支援してまいります。
なお「078公式LINE BOTアカウント」の活用やその可能性などについて、cloudpack.mediaにてインタビュー記事を掲載しております。
全体構成図
「078公式LINEbotアカウント」イメージ
使用しているサービス
案件名 | 078公式LINE BOTアカウント |
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クライアント | 078実行委員会様 |
AWSプロダクト |
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