ヘッドレス CMS を導入し、コスト効率を大幅に改善!ニュースページ更新の内製化支援JP GAMES株式会社様のクラウドを活用した導入事例
掲載日:2024年3月19日
お客様の課題
- ニュースページの更新頻度が増加する中、ページを追加するたびにスポット費用がかかるため、コスト増加が課題となっていた。
- ニュースページ更新のたびに制作スケジュール調整が発生し、場合によって公開タイミングがピンポイントとなるため、日程調整に配慮が必要だった。
対応と結果
- ヘッドレス CMS の導入でコスト効率を高めながら、お客様サイドでの柔軟なニュースページ作成を実現。
JP GAMES株式会社様(以下、JP GAMES 様)はステークホルダーへのタイムリーな情報発信を強化すべく、ヘッドレス CMS「Kuroco」の導入によるニュースページ更新の内製化を実現しています。本プロジェクトの開発をアイレットが担当させていただきました。
事業拡大に伴い、ニュースページ更新の頻度が増加。タイムリーかつ柔軟な更新のため、運用の内製化が必要に
JP GAMES 様は元スクウェア・エニックス・グループの田畑端氏が立ち上げたゲーム開発スタジオ。ゲーム事業のみならずメタバース事業も展開し、既存の枠組みにとらわれない新しいゲームの可能性を追求されています。
2019年のコーポレートサイトリニューアルの際、インフラ構築とデザイン制作をアイレットがワンストップで担当させていただき、cloudpack の24時間365日の監視・保守サービスを通じて現在に至るまで安定運用を実現しております。
(詳細はこちら:https://cloudpack.jp/casestudy/165.html)
また、事業拡大に伴う採用強化の一環として、採用ページの新規制作も担当させていただき、ユーザーフレンドリーかつ運用しやすい UI/UX を追求した、お客様の強みや魅力が反映した採用ページを実現しております。
(詳細はこちら:https://cloudpack.jp/casestudy/260.html)
本 Web サイトは Web サーバーに配置した静的コンテンツで運用しており、ページ更新が発生した際はアイレットにスポット制作をご依頼いただき、制作・更新を行なっていました。しかし近年、JP GAMES 様のビジネス活性化に伴いニュースページの更新頻度が増加していたため、コスト効率化と柔軟かつスピーディな更新ができるように、お客様側で制作・運用する体制に変更したいというご相談をいただきました。
そこでアイレットは、ヘッドレス CMS「Kuroco」の活用をご提案し、導入作業とそれに伴う開発を担当させていただきました。
ヘッドレス CMS の「Kuroco」を導入し、既存のサーバーを活用することで必要最小限の改修を実現
ヘッドレス CMS とは、フロントエンド不要でコンテンツ管理が可能となる CMS で、従来の CMS と比べて高スペックなサーバーを用意する必要がないため、開発コストおよび運用コストの削減が期待できるシステムとして注目を集めています。また、API 配信のためサーバーへの攻撃を受けにくい点も特徴です。
今回ご提案した Kuroco は株式会社ディバータ様が提供する国内産のヘッドレス CMS 。もともと CMS として提供していたサービスの後継製品のため、機能が豊富かつ拡張性に優れていることから、エンタープライズのお客様を中心に支持されています。
Kuroco を使用するにはコンテンツサーバーを用意する必要がありますが、今回は既存の Web サーバーの領域を活用することで、大規模なリニューアルをすることなく必要最小限の改修でヘッドレス CMS への移行を実現しています。
また、多言語ページ配信を可能にするフロントエンド側の開発や、プレビュー機能を設定するなど、お客様からのご要望をお聞きした上で運用に必要な機能を開発いたしました。
今回、ヘッドレス CMS を導入したことで通常の CMS と比較して大幅なコスト効率化が期待でき、お客様サイドでの柔軟なニュースページ作成・更新が可能となりました。
アイレットは今後も、お客様に寄り添い、伴走することで、課題の解決とビジネスの発展をご一緒に実現してまいります。
構成イメージ
案件名 | ヘッドレス CMS を導入し、コスト効率を大幅に改善!ニュースページ更新の内製化支援 |
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クライアント | JP GAMES株式会社様 |
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