cloudpack請求代行サービス + AWS Organizations
AWS Control Tower利用特約条件

アイレット株式会社（以下「当社」という。）は、「cloudpack請求代行サービス + AWS Organizations AWS Control Tower利用特約条件」（以下「本特約条件」という。）を定め、AWS Control Tower の利用を許諾します。（以下「本許諾」という。）本特約条件は、当社と本許諾を当社に希望する者（以下「契約者」という。）との間の本許諾に係る当社所定のオンラインフォーム上での申込または当社所定の申込書（以下「本申込書」という。）の一切に適用されるものとします。

第1条（利用規約）

1. AWS Control Tower は、本申込書に掲載された主たるサービス（cloudpack請求代行サービス 及び cloudpack監視運⽤保守サービス、以下総称して、「cloudpackサービス等」という。）に追加して利⽤できるものであり、契約者は、本申込書にて申込む AWS Control Tower の利用に関しては、本特約条件と共に本申込書に掲載された各種規約を遵守するものとします。

第2条（許諾条件）

1. 1. 契約者が当社に希望する本許諾の内容は、本申込書または御見積書兼作業明細書（以下「申込書等」という。）に定めるものとします。
2. 2. 許諾条件は以下のとおりとします。
   1. （1）AWS Control Tower の利用にあたり、契約者に提供する管理アカウントの権限を追加・更新または削除を当社の判断で実施します。なお、契約者による AWS Control Tower の利用に影響する重要な変更のみ、事前に通知を行うものとします。
   2. （2）Landing Zone のバージョンアップの要否は当社で判断の上、契約者と合意したタイミングで、当社が実施します。
   3. （3）AWS Control Tower に追加される機能について、当社の判断で契約者の当該機能の利用を制限することがあります。
3. 3. 契約者は、AWS Control Tower の提供に伴い各種設定について、以下の条件に従うものとします。
   1. （1）「管理アカウント+AWS Control Tower利用」では、初期設定の際に管理アカウント以外に、必ず監査アカウントとログアーカイブアカウントの2つの共有アカウントを作成するものとします。
   2. （2）AWS CloudTrail は AWS Organizations 配下の全てのアカウントで利用するものとします。
   3. （3）全ての AWS アカウントの AWS CloudTrail ログをログアーカイブアカウント内の Amazon S3 バケット及び管理アカウント内の Amazon CloudWatch Logs に集約します。
   4. （4）Amazon S3 に保存する AWS CloudTrail ログは最低1年以上保存するものとします。
   5. （5）当社は AWS CloudTrail ログが集約されているログアーカイブアカウントへのアクセス権限を保有し、必要に応じて、Amazon S3 バケット内の AWS CloudTrail ログの「証跡の確認」及び「証跡のコピー」を行います。

第3条（費用及び支払方法）

1. 1. 契約者は、AWS Control Tower の利用について、次の各号に定める場合は管理アカウント及びログアーカイブアカウント、請求代行利用アカウントに追加の費用が発生することを認識し、当該費用を負担するものとする。
   1. （1）AWS Control Tower の設定（https://aws.amazon.com/jp/controltower/pricing/）に起因する場合
   2. （2）既に契約者が cloudpack監視運用保守サービス または AWS CloudTrail を利用している場合
   3. （3）cloudpack監視運用保守サービス に加えて本特約条件を適用するに際し、AWS CloudTrail の利用に重複期間が発生した場合
2. 2. 次の各号に定める管理アカウント及びログアーカイブアカウントで発生する費用は契約者の負担とします。
   1. （1）AWS CloudTrail ログを保存する Amazon S3 及び Amazon CloudWatch Logs の費用
   2. （2）Amazon S3 に保存する AWS CloudTrail ログデータの暗号化を行う AWS Key Management Service（AWS KMS）の費用
3. 3. 当社は、前二項の費用を、申込書等の定めに従い cloudpack サービス等の利用料金とあわせて請求するものとします。

第4条（本特約条件の変更）

1. 1. 当社は、契約者の一般の利益に適合する場合または本特約条件の目的に反しない場合、本特約条件を変更することができるものとします。変更の主要例は以下のとおりですが、これらに限られません。
   1. （1）違法または不当行為を防止するための禁止項目の追加
   2. （2）違法または不当行為を防止するための権利の制限
   3. （3）許諾条件の内容の追加、変更または廃止に伴う特約条件の改定
2. 2. 前項の場合、当社は契約者に対し、速やかに効力発生時期を定め、当社ホームページへの掲載または当社が定める方法で通知を行うことにより、変更後の本特約条件が適用されます。

第5条（守秘義務）

1. 契約者は、AWS コンソール上で閲覧できる管理アカウントの契約情報を、契約期間中はもとより終了後も守秘し、第三者に開示しないものとします。

第6条（⼀般条項）

1. 本特約条件は、cloudpack サービス等に適用される規約に優先して適⽤されるものとします。

2023年7月14日制定