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アイレット株式会社 代表取締役社長 岩永充正 2026年年頭所感

2026年1月13日

アイレット株式会社 代表取締役社長 岩永充正 2026年年頭所感

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は、お客様、パートナーの皆様、そしてすべてのステークホルダーの皆様からの多大なるご支援とご協力に対し、心より感謝申し上げます。

2025年は、技術革新がかつてないスピードで加速し、不確実性の高まりや社会課題への対応が強く求められた一年でした。特に、生成 AI(人工知能)の本格活用元年となり、企業におけるクラウド・AI 技術の活用は「試す」フェーズから「使う」フェーズへと明確に移行しました。

これにより、社会全体のデジタルシフトは「デジタルによる効率化」から「デジタルによる価値創造」へと、根本的な転換が進んだと認識しています。

このような変革期において、アイレットは先端技術を積極活用し、新たなサービスを生み出しながら、多様化するお客様のニーズに応える取り組みを進めました。また、システム・アプリケーション開発、UI/UX デザイン、クラウド構築から運用・監視までをワンストップで提供できるという我々の強みを最大限に発揮し、お客様の DX 推進を力強く支えました。

加えて、セキュリティ・ガバナンスの重要性が増す中、サイバー攻撃の増加に対応するため、高信頼性基盤の構築に注力しました。具体的には、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の一環として、AI 分野の信頼性を示す国際認証「ISO/IEC 42001」や、AWS 生成 AI コンピテンシーなどの認証・認定の取得にも尽力し、お客様が安心して事業を推進できる環境を構築しました。

この2026年を、我々は「変革の波に乗る、飛躍の年」と位置づけています。 これまで培ってきたクラウドネイティブな開発力と、創業以来大切にしてきた5つの基本精神(ベンチャースピリット、スピード感、ピカピカのエンジニア、最新のクラウド技術、お客様をリード)を不変の羅針盤とし、常に最先端の領域に挑み続けます。

今年のアイレットの重点施策は、クラウドと AI の深い統合を軸とし、次の通り推進していきます。

まず、生成 AI 駆動開発の追求と「gaipack(ジーエーアイパック)」による市場リードです。 我々は、クラウドの変革時代に成功モデルを作り上げた経験を活かし、その再現性をもって生成 AI の世界においても市場をリードします。事業は、「生成 AI を活用したシステムをお客様に提供すること」と「そのシステムを生成 AI を駆使して構築・提供すること」の2軸で拡大します。

その中核となるのが、当社の開発・クラウドの知見を結集した AI ソリューション群 「gaipack」です。gaipack を通じて、これまでお客様からの要望が多かった業務を AI で整理・サービス化し、徹底的に効率化されたシステムを提供することで、お客様の課題に最適な解決策を提供します。当社の強みは、単なるツールの提供に留まらず、お客様の業務プロセス全体を AI とクラウドで根本から刷新する「仕組み変革力」にあります。お客様の仕組みごと変革できる会社として価値を提供していきます。

次に、マルチクラウド戦略の深化と最高水準の信頼性基盤確立に取り組みます。 マルチクラウド・AI 統合ソリューション・高度なセキュリティ対応は、アイレットの重要な強みです。AWS に加え、Google Cloud、そして OCI を含めた総合支援体制を強化し、お客様の多様なニーズに柔軟に対応します。

また、最高水準の信頼性を担保する技術基盤の構築を引き続き推進します。特に、システムの健全性を高めるオブザーバビリティ(可観測性)への取り組みを強化し、障害の予兆検知や迅速な対応を実現します。セキュリティ面では、「ISO/IEC 42001」に加え、2025年10月に日本の AWS パートナー企業として初めて(※)取得した「AWS Trusted Secure Enclaves Vetted Partner Program(AWS TSE-VPP)」認定、クレジットカード業界の国際セキュリティ基準である PCI DSS 4.0への準拠を活かしたセキュリティ強化を継続し、お客様の事業活動を強固にサポートします。

※ アイレット株式会社調べ(2025年10月時点)。AWS パートナー一覧を基に認定状況を調査し、日本国内における AWS TSE-VPP 認定取得は当社が初。

さらに、公共・エンタープライズ領域での貢献拡大と社会インフラの変革を加速します。 公共およびエンタープライズ領域では、大規模システムの基盤構築やクラウド移行支援を加速します。特に、ガバメントクラウドへの移行支援では KDDI との連携強化、AWS と共に VMware 環境からの移行プロジェクトを推進し、社会基盤のデジタル変革に貢献します。

最後に、2026年、アイレットは「変革の波に乗る、飛躍の年」として、従来の SI ビジネスの枠組みを変革し、ベンチャースピリットを持って、クラウドと AI が融合する新たな世界で革新的な価値を創造し続けます。

我々はお客様やパートナーの皆様と共にこの大きな成長の波に乗り、技術を通じて社会の発展に貢献してまいります。AI 駆動開発の未来を切り拓くこの革新的な成長への道筋に、ぜひご期待ください。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。