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cloudpackライブストリーミングホワイトペーパー

本ホワイトペーパーでは、ライブストリーミングを実施したい方および『streampack LIVE/VOD』をご利用いただくお客様との円滑な業務遂行を実現することを目的に、ライブストリーミングの基礎知識となる技術要素の解説、ライブ会場での注意事項を整理しているほか、時間単位で利用ができるクラウドの特性を活かした、手軽で低価格な『streampack LIVE(ストリームパックライブ)を活用したライブ配信の実施手順を例に、ライブ配信決定からの準備、リハーサル、本番に至るまでの具体的なプロセスについて、留意点などを紹介しています。このホワイトペーパーは、パートナー企業様のレビューを受けながら、cloudpackチームによって執筆されたものです。このページおよびホワイトペーパーは定期的に更新されるため、新しいコンテンツがないかご確認ください。

1. 概要

本ホワイトペーパーは、cloudpackがご提供する『streampackLIVE』の詳細をご紹介し、お客様とcloudpackとの間で円滑な業務遂行を実現することを目的にご提供するものです。

対象読者:

  • 『streampack LIVE』をご利用中のお客様
  • 『streampack LIVE』の導入をご検討中の方

2. パブリッククラウド活用によるライブストリーミングのメリット

cloudpackは、パブリッククラウドの最先端を行くAWSを活用したサービスやシステムの構築・運用の豊富な経験から、パブリッククラウドによるライブストリーミングには以下のように3つの大きなメリットがあると考えています。

メリット1:短期間・手軽にライブストリーミングを実現

パブリッククラウドにより、従来よりも手軽かつ短期間にライブストリーミングを実現することができます。

従来は、ライブストリーミングサイト構築のために、必要なハードウェアを購入し、自社内に設置、構築する必要がありました。事前にライブストリーミングへのアクセス数やトラフィックの負荷を見積り、ハードウェアの資産管理や保守なども見据えて、検討に検討を重ねた上で予算を確保し、稟議を通すことが求められました。このため、ライブストリーミングを実施するためには、半年から3ヶ月前には検討に着手する必要がありました。

現在は、パブリッククラウドを活用することにより、ハードウェアの購入が不要となっただけでなく、容易に仮想サーバーの増強やCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)などのマネージドサービスを利用できるため、事前にアクセス数やトラフィックの負荷を緻密に予測する必要もなくなりました。利用した仮想サーバーやマネージドサービスはライブストリーミングの終了後には解約するため、資産管理や保守などの考慮もほぼ必要ありません。

まったく初めてライブストリーミングを行う場合は基礎的なコンテンツの整備など1ヶ月程度の準備期間が必要になりますが、既にコンテンツや経験をお持ちの場合はライブストリーミングの構想から実施まで1〜2週間程度の短期間で実現することが可能です。

メリット2:ライブストリーミングの柔軟な活用を実現

パブリッククラウドにより、ライブストリーミングに対する各種のコントロールが柔軟に実現できます。

自社システムと連携できる

自社システムとの連携を、パブリッククラウドでは柔軟に実現することができます。

ライブストリーミングの自社システムへの柔軟なインテグレーションが可能ですので、顧客向けの専用ポータルサイトの構築や社内ライブストリーミング基盤の導入をはじめ、ビジネスへの新たな導線として多様な活用方法およびカスタマイズが考えられます。スマートデバイスに独自のプレーヤーを組み込むことも比較的容易に実現できるため、幅広い視聴者に対してライブストリーミングを活用した多彩なビジネスの展開も可能になります。

視聴者の範囲をコントロールできる

パブリックな動画配信サービスでは難しいきめ細かなアクセス制御を、パブリッククラウドでは柔軟にコントロールすることができます。

例えば、アクセス元のIPアドレスを制限することにより、特定の組織のメンバーだけに視聴を許可したり、GeoIPなどIPアドレスと国・地域情報を紐付けるサービスを利用することで国・地域単位でのアクセス制御を行うことができます。また、自社の認証システムとの連携により特定の視聴者だけに特定の時間帯のみ視聴を許可するなどの柔軟なライブストリーミングが可能です。

広告や権利保護をコントロールできる

SaaS形式で提供される動画配信サービスでは難しいコンテンツの権利保護や幅広い裁量による広告の配信を、パブリッククラウドでは柔軟にコントロールすることができます。

ライブストリーミングのデータは、自社の都合にあわせて設計されたパブリッククラウド上に配置されるため、データおよびコンテンツの著作権の保護を自社の管理下において適切に実現することが可能です。広告については、自社の広告はもちろん、自社のブランドと親和性の高い広告などを有償/無償を問わず、制約なくライブストリーミングの一部として配信することができます。

メリット3:低コストでライブストリーミングを実現

従来はライブストリーミングサイト構築のために、ハードウェアの購入および社内への設置・構築に掛かる初期コスト、運用・保守に掛かるランニングコスト、減価償却をはじめとする資産管理コストなど、多大なコストを覚悟する必要がありました。

パブリッククラウドでは「必要なときに、必要なサービスを、必要な量だけ、すぐに用意できる」という特長を活かすことで、極めて低コストで同様のことを実現できるようになりました。ライブストリーミングのために必要なITインフラはその準備段階、本番当日だけ稼動していれば必要十分であり、24時間365日稼動させておく必要がありません。ライブストリーミングの視聴者数や動画のボリュームに合わせて柔軟にリソースを調達することにより、そのコストを最適化することが可能になったのです。

3. 『streampack LIVE』とは

3.1 『streampack LIVE』のメリット

メリット1:短期間・手軽にライブストリーミングを実現

『streampack LIVE』は、ライブストリーミングに必要な機能をワンパッケージでご提供し、短期間にお客様がご希望するライブストリーミングを実現します。

これにより、ライブストリーミングのシステム構築および運用は不要となり、お客様が直接しなければならないのは、ライブ会場の確保、ビデオカメラなどの機器、コンテンツの手配などになります。

『streampackLIVE』は、お客様にとって扱いやすく、視聴者にとって最適なライブストリーミング・プラットフォームをパッケージ化してご提供いたします。

メリット2:ライブストリーミングの柔軟な活用を実現

『streampackLIVE』をご利用いただくことで、お客様の要望に応じてカスタマイズされたプラットフォームで、ライブストリーミングをすることができます。

コンテンツに連動した広告の表示や、権利に基づいた視聴エリアのコントロールなども実現可能になります。

メリット3:低コストでライブストリーミングを実現

『streampack LIVE』は、初期費用1万円(税別)、1時間あたり5,000円(税別)、データ転送費用1GBあたり0.1ドルという低価格でご提供しています。

低価格でありながら、ライブストリーミングの経験が豊富で高いスキルやノウハウを有するcloudpackスタッフが、お客様に最適なライブストリーミングを実現するお手伝いをいたします。

3.2 『streampack LIVE』の基本サービス

『streampack LIVE』では、基本サービスとして以下をご提供しています。

  • ライブ配信トランスコーダ
  • ライブ配信サーバー
  • ストリーミングデータ保護(AESによる暗号化)
  • ビットレート・サイズ最適化
  • PC/モバイルブラウザ対応

本ホワイトペーパーをご覧になりたい方は、下記のボタンよりダウンロードの上、ご確認ください。