導入事例
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株式会社シンカ様のクラウドを活用した導入事例

おもてなし電話『シンカCTI』(緑の森どうぶつ病院)

https://www.thinca.co.jp/service/cti/

おもてなし電話『シンカCTI』(緑の森どうぶつ病院)

掲載日:2016年1月26日

SORACOM AirとIoTpackによる「シンカCTI」が、ペットの飼い主へのおもてなしに役立つ

IoTpackを活用したおもてなし電話『シンカCTI』の導入事例第2弾です。

おもてなし電話『シンカCTI』は、電話の着信時にパソコンやタブレット等にお客様のさまざまな情報を表示するクラウド型CTIサービスです。今回は旭川にある『緑の森どうぶつ病院』に導入され、飼い主にとって大切な家族の一員であるペットの名前はもちろん、既往症や病歴なども着信と同時に確認することが可能になりました。

『緑の森どうぶつ病院』におけるシンカCTIの導入では、院内に設置されているPBXとルーターまで物理的に部屋が分かれていたことから、院内のネットワーク配線に課題がありました。SORACOM AirとIoTpackの導入で、PBX − CTIアダプタ − CTIサーバー(クラウド)間の通信経路の確保と閉域網によるセキュアな顧客情報閲覧を実現いたました。

導入までの背景

おもてなし電話『シンカCTI』は、電話の着信時にパソコンやタブレット、スマートフォンにお客様の様々な情報を表示するサービスで、スタッフの適切な応対による顧客満足度アップが期待できます。

動物病院には、飼い主からペットの健康に関する相談や予防接種の予約など頻繁に電話がかかってきます。問い合わせには新規の飼い主もいますが、やはり多いのは定期的に通う飼い主からの電話です。飼い主にとってペットは大切な家族の一員です。「ペット」でもなく「わんちゃん」「ねこちゃん」でもなく、ペットを名前できちんと呼ぶことで、飼い主からの信頼が得られると言われています。しかし、ペットの名前にはユニークなものも多く、飼い主の名前は憶えられてもペットの名前は憶えにくいため、動物病院でのCTIシステムのニーズは非常に高いと言われています。

旭川市にある『緑の森どうぶつ病院』では、飼い主からの電話の対応に、おもてなし電話『シンカCTI』を導入しました。飼い主からの電話がなると、即座にペットの名前が手元のPCに表示されるため、適切な応対ができるようになったのはもちろんのこと、同時に表示される診察番号から、電子カルテを検索してペットの既往症や病歴などを即座に確認できるようになりました。

構成図

おもてなし電話『シンカCTI』のバックグラウンドでは、cloudpackによるIoTデバイス向け閉域網構築サービス『IoTpack』が採用されています。セキュアかつ瞬時につながる通信環境で、おもてなし電話のサービスを支えています。

CTIアダプタとクラウド上にあるCTIサーバーの通信に、SORACOM Airが採用されました。院内のPBXとインターネットルーターが別々の部屋に設置されており、それぞれをつなぐためには約30メートルのLANケーブルを院内に取り回す必要がありました。LANケーブルを這わせると飼い主にもペットにも危ないとも言えます。SORACOM Airの採用で、院内のネットワーク配線という煩わしさが解消され、導入も効率よくスムーズに行われました。

IoT/M2M機器とクラウド間の通信に「セキュアな通信を実現したい」、「センシングデータの収集・保管・分析を実施したい」などお考えのお客さまや、サービスの詳細やご相談などをご希望の場合は以下よりご連絡をください。

使用しているサービス

案件名 おもてなし電話『シンカCTI』(緑の森どうぶつ病院)
クライアント 株式会社シンカ様
cloudpackサービス IoTpack
請求代行サービス

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