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【創立22周年】アイレット、15種の AI 統合ソリューション群「gaipack」を提供開始
〜開発・運用コスト最大60%削減、開発スピード2倍以上の効率化を実現し、あらゆる企業の業務変革を推進〜

2025年10月15日

アイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩永充正、以下 アイレット)は、創立22周年という記念すべき2025年10月15日、企業の生成 AI 導入・活用における包括的な課題をワンストップで解決する15種類の AI 統合ソリューション群「gaipack(Generative AI Pack:ジーエーアイパック)」を発表・提供開始します。「gaipack」は、新規システム開発から既存システムモダナイゼーション、セキュリティ確保、収益化支援までを網羅し、エンタープライズ企業が抱える AI 導入の停滞、技術負債、高コストといった課題を解消します。

特設サイト:https://www.gaipack.ai/

gaipack

■開発背景

2003年に創業したアイレットは、これまで長年にわたりクラウド構築・運用の実績を積み重ね、これまでの導入実績数は2,500社以上、年間プロジェクト数は4,300以上と、お客様のビジネス成長を IT インフラ面やシステム開発・運用面など、多方面から支えてまいりました。また、アイレットでは、お客様の大切な情報を取り扱う IT 企業の最重要テーマとして、国際的なセキュリティ認証(SOC2、ISO/IEC 27001など)の要求事項への厳格な準拠と、第三者認証機関による認証の取得に注力することで、お客様のビジネスを支える IT インフラとシステム開発・運用の両面で高いセキュリティ水準を継続的に担保しています。

国内 AI 市場が拡大の一途をたどる中、多くの企業はシステム老朽化による高コスト維持、人材不足、技術負債の蓄積といった課題に直面しています。競合との技術格差が鮮明になる今、AI への戦略的投資は企業の持続的な競争優位性を確立する絶対条件です。この意思決定こそが、今後の成長を大きく左右します。

こうした背景を受け、この度アイレットは AI 活用による新規事業の機会創出という持続的競争優位性の獲得を支援するため、当社の持つ技術とノウハウを統合した AI 統合ソリューション群を開発し、創立22周年という記念すべき2025年10月15日より提供開始する運びとなりました。本サービス群は、開発・運用・教育・保守を一気通貫でサポートし、企業の喫緊の課題を解決へ導きます。

来月以降には、新たな AI セキュリティサービスの立ち上げも計画しています。AI ソリューションのポートフォリオを継続的に拡大し、最先端の AI 技術と長年のクラウド実績を融合させ、お客様の DX 推進と持続的な企業価値向上に貢献してまいります。

■「gaipack」ソリューション概要

「gaipack」は、開発、効率、セキュリティ、ビジネス推進といった企業の多様なニーズに対応する15のサービスで構成されており、特定のサービスのみを選択して導入することも可能です。

15の AI 統合ソリューション群「gaipack」全ラインナップ

  ソリューション名 概要と主な提供価値 対象ユーザーの課題
1 AI モダナイゼーション 古いシステム資産(COBOL/VB/Java など)を AI が解析し、最新のアーキテクチャへ再構築します。 古いシステムの保守費が高騰し、技術負債を抱えている。
2 AI 新規開発 AI を利用した開発工程により、従来の開発手法で発生しがちだった納期遅延や追加コストの発生を防ぎます。 開発コストが高すぎる、納期が不安定。
3 AI 内製化支援 独自 AI 開発フレームワーク、SDK、リスキリング研修を提供し、企業内に AI 開発が自走する文化を定着させます。 AI 開発スキルやノウハウが足りず、外注コストが高い。
4 AI コンサルティング AI 導入の全体戦略、業務分析、ロードマップ策定、PoC までを一気通貫で支援します。 どこから AI を導入すれば良いかわからない、投資効果を明確にしたい。
5 AI デスクトップサービス ISO27001 および SOC2 に対応したクラウド VDI 環境(Amazon AppStream 2.0 など)を提供し、ChatGPT/Claude/Gemini などの生成 AI モデルを情報漏洩リスクなく安全に利用可能にします。 情報漏洩を懸念し、生成 AI を安全に利用できない。
6 AI リスキリング 職種別(業務/開発/管理職)のカリキュラムによる教育プログラムを提供し、全社員の AI スキル向上を支援します。 社員が AI を使いこなせず、AI 人材の育成が進まない。
7 AI テストサービス AI がテストケース生成、画面操作テスト、テスト証跡(エビデンス)およびマニュアル(画面キャプチャ付き)の自動生成を行ない、品質保証の工数を削減します。 テスト工数が膨大で、品質保証に人的リソースが偏っている。
8 AI 請求代行 アイレットが提供する AWS や Google Cloud の請求代行をそのまま活用し、Anthropic Claude や Google Gemini などの最先端 AI を使用可能です。当社が法人契約を代行し、お客様はクレジットカード決済が不要で請求書払いに対応します。 クレジットカード決済の制約があり、AI サービスを導入できない。
9 AI MCP 構築 自社 AI サービスを収益化(課金/サブスク)するため、API 連携、決済機能(Stripe/Pay.jp など)を搭載した Model Context Protocol(MCP)を構築します。 AI サービスを有料化したいが、課金仕組みの構築が難しい。
10 AI RAG 構築 大規模な企業内文書データを RAG 化し、ベクトル DB を構築。部署別アクセス制御により機密性を確保し、ナレッジ活用率を向上させます。 社内データが散在し AI で検索できない、大規模データを活用しきれていない。
11 AI BI ツール ユーザーが自然言語(例:「売上を見せて」)で指示するだけで、AI が SQL を自動生成し、グラフや PDF レポートを即座に作成します。 レポート作成に時間がかかり、意思決定が遅延する。
12 AI BPO バックオフィス業務(経理、人事、総務、情報システム管理)を AI で自動化・最適化し、属人化を解消します。 情報システムやバックオフィスが属人化しており、業務コストが高い。
13 AI インダストリー 業界特有の専門知識(医療報酬制度など)や企業独自データを学習させた特化型 AI エージェントを構築します。 汎用 AI では精度が出ない、専門知識が必要な業務を自動化したい。
14 AI 副業 自社プラットフォーム「SkillCraft」を活用し、AI 開発やデータ分析のタスクに合致した AI スキルを持つ副業人材をマッチング・委託支援します。 AI を扱える専門人材が見つからない、社外タレントの管理が難しい。
15 AI 保守 既存システム(Java/PHP/COBOL 等)に AI を導入し、コード解析、自動修正提案、ドキュメント生成を実施することで、保守維持費を削減します。 古いシステムの保守に時間と費用がかかり、属人化している。

◼︎アイレットにおけるマルチクラウド対応実績と強固なセキュリティ基盤の信頼性

アイレットは、長年のクラウドインテグレーション実績と高水準のセキュリティ認定により、「gaipack」の実効性と安全性を担保します。

■代表取締役社長 岩永 充正によるコメント

本日、アイレットは創立22周年を迎えました。長年にわたりクラウドの最前線を走り続けてこられたのは、ひとえにアイレットを信頼し、共に挑戦してくださったお客様、そして高い熱意をもって技術を追求し続ける全社員の賜物です。心より感謝申し上げます。

私たちが22年間で培ったクラウドインフラの知識と、数々の DX を成功させてきた実績は、今回の「gaipack」という形で結実しました。

国内市場が AI で劇的に変わる今、私たちは立ち止まるわけにはいきません。老朽化、人材不足、技術負債といった、お客様が抱える「重い鎖」を断ち切り、最大60%のコスト削減、開発スピード2倍以上という圧倒的な成果を、この生成 AI ソリューション群で実現します。これは単なるツール提供ではありません。AI を基盤とした「企業の体質そのものの変革」だと私は考えています。

アイレットはこれからも、日本の、そして世界の企業の成長を、AI×クラウドという両輪で牽引し続けてまいります。

【アイレット株式会社 会社概要】

会社名:アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp/
設立:2003年10月
所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー7階・24階(7階受付)
代表者:代表取締役社長 岩永充正
資本金:7,000万円
主要株主:KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
事業内容:

  • クラウドを活用したシステム、スマホアプリの開発・運用
  • UI/UX デザイン制作
  • クラウド設計・構築、運用保守からセキュリティまでサポートする自社サービス「cloudpack」の提供
  • KDDI グループと連携した DX・クラウド開発推進

【本件に関するお問い合わせ】

アイレット株式会社 事業推進本部 pr@cloudpack.jp
TEL:050-3818-1853(広報担当:羽鳥・池田)
URL:https://cloudpack.jp
問い合わせフォーム:https://cloudpack.jp/contact/form/

※ cloudpack の名称は、アイレット株式会社の登録商標です。