アイレット、企業の VMware 環境のクラウド移行を推進する戦略的協業契約を AWS と締結
〜既存 VMware 環境の AWS への移行を強力に推進〜
システム・アプリケーションの開発、グラフィック・UI/UX デザイン制作からインフラの構築・運用までをワンストップで提供するアイレット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩永充正、以下 アイレット)は、企業の VMware 環境のクラウド移行を推進する戦略的協業契約(SCA:Strategic Collaboration Agreement)をアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)と締結したことを発表します。本契約により、2,500社以上、年間プロジェクト数4,300以上の AWS 構築・運用実績と、VMware 基盤で稼働する数百台ものシステム・仮想マシンのクラウド移行実績などによる VMware 環境に関する深い知見を活かして、既存の VMware 環境から AWS への移行および VMware Cloud on AWS の AWS 上での再構築におけるモダナイゼーションを強力に推進してまいります。
■戦略的協業契約の背景
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する現代において、IT インフラのクラウド移行は重要な経営戦略の一つです。特に、長年オンプレミスで VMware 環境を運用してきた企業にとってのクラウド移行は、パフォーマンス向上、コスト最適化、ビジネスの俊敏性向上といったメリットがあります。しかし、既存の複雑な VMware 環境のクラウド移行には、専門知識や多くの時間が必要となるため、クラウド移行に踏み切れない企業も多いのが現状です。
加えて、これまで VMware 環境のクラウド移行の有力な選択肢であった AWS 上で VMware の Software-Defined Data Center(SDDC)ソフトウェアをそのまま実行可能な「VMware Cloud on AWS」の AWS およびそのチャネルパートナーによる再販が2024年4月末に終了したことで、代替となる移行先と共に、「VMware Cloud on AWS」によりクラウド移行したワークロードのモダナイゼーションおよび他仮想化方式追加による基盤の拡張など AWS 上での再構築へのニーズが高まっています。しかし、その実現には AWS の240を超えるクラウドサービス活用における専門的な知識が不可欠です。
こうした状況に対し、アイレットは2,500社以上、年間プロジェクト数4,300以上の実績から培った AWS における深い知見と高度な技術力を最大限に活かし、VMware 環境からのクラウド移行や AWS 上での再構築を強力に推進するため、この度、AWS と戦略的協業契約を締結する運びとなりました。
■アイレットの実績と戦略的協業契約における役割と AWS における実績
アイレットは2010年に AWS のクラウドサービス導入設計から24時間365日の運用・保守までをワンストップで支援する「cloudpack」の提供を開始しました。2013年には日本初の「AWS プレミアコンサルティングパートナー(現 AWS プレミアティアサービスパートナー)」の1社として認定され、その後現在まで認定を継続しています。
長年にわたり培ってきた豊富な実績と深い知見を活かし、お客様が既存の VMware 環境で保有する資産を最大限に活用しながら、AWS への移行計画策定、設計、構築、運用までをアイレットがワンストップで提供します。
さらにアイレットは、AWS 上のクラウドサービスへの直接移行だけでなく、VMware の最適なクラウド移行先の選択肢の1つである Nutanix Cloud Clusters(NC2)on AWS を活用した移行ソリューションを提供しています。NC2 on AWS は、オンプレミスの VMware 環境からのリフト&シフトを容易にし、IP アドレスやアプリケーション構成を変更することなく、AWS へのスムーズかつ迅速な移行を可能にします。アイレットは2022年に Nutanix社とのパートナー契約締結以降、多くの NC2 on AWS 移行プロジェクトを成功に導いており、AWS クラウドへのスムーズな移行と、AWS 上でのモダナイゼーションを実現しています。
また、アイレットは2025年6月に AWS と生成 AI の活用加速に向けた戦略的協業契約を締結しています。これらの戦略的協業を通じて、AWS との連携を一層強化し、お客様のビジネス革新を強力に牽引してまいります。
サービスページ:https://cloudpack.jp/service/aws/construction/nc2-on-aws.html
参考:
- Nutanix Cloud Clusters(NC2)on AWS を利用した VMware から AWS への移行の加速
- アイレット、「Nutanix Cloud Clusters(NC2)on AWS」によるハイブリッドクラウド環境の構築支援が可能に
【2024年度の AWS パートナーアワードにおけるアイレットの受賞歴】
- SI Partner of the Year – Japan(2024年3月 AWS Partner Summit Tokyo 2024)
- Industry Partner of the Year – Auto and Manufacturing – APJ(2024年12月 AWS re:Invent 2024)
- Industry Partner of the Year – Media, Entertainment, Gaming & Sports – APJ(2024年12月 AWS re:Invent 2024)
■アイレット株式会社 代表取締役社長 岩永 充正のコメント
この度、AWS 様と VMware に関する戦略的協業契約を締結できたことを大変嬉しく思います。企業におけるクラウド活用の深化は、既存 IT 資産の最適化とビジネス変革の双方を求める声に繋がっています。特に、オンプレミスで培われてきた VMware 環境のクラウド移行は、企業の競争力を左右する重要なテーマです。
アイレットは、長年にわたる AWS との強固なパートナーシップと、数多くの AWS 構築・運用、そして VMware 移行支援で培った豊富な経験を有しています。今回の戦略的協業契約により、お客様が直面するVMware 環境からの移行課題に対し、より包括的かつ先進的なソリューションを提供できるようになります。
VMware Cloud on AWS の販売終了という状況下においても、お客様のビジネス継続性と成長を支えるべく、AWS の最新技術を活用した再構築を含め、最適なクラウドジャーニーを強力に支援してまいります。この契約が、お客様の未来を切り拓く DX の加速に貢献できることを確信しており、AWS 様との連携をさらに深め、お客様の持続的な発展に尽力してまいります。
■AWS 様からのコメント
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
常務執行役員 パートナーアライアンス事業統括本部 事業統括本部長 渡邉 宗行
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社は、 アイレット株式会社との VMware 環境のクラウド移行推進に向けた戦略的協業の締結を嬉しく思います。アイレットは長年にわたり、AWS を活用したアプリケーション開発から IT インフラ運用、様々な業界・専門分野の知識・経験を組み合わせて、お客様のクラウド活用をご支援されてきました。今回の協業を通じて、アイレットの豊富な実績で培われた知見、ノウハウと AWS が提供する「IT トランスフォーメーションパッケージ(ITX)」を組み合わせ、仮想化基盤のモダナイゼーションを通じ、お客様のコスト削減、クラウド活用に寄与されることを期待しております。
【アイレット株式会社 会社概要】
会社名:アイレット株式会社 https://www.iret.co.jp/
設立:2003年10月
所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー7階・24階(7階受付)
代表者:代表取締役社長 岩永充正
資本金:7,000万円
主要株主:KDDI Digital Divergence Holdings株式会社
事業内容:
- クラウドを活用したシステム、スマホアプリの開発・運用
- UI/UX デザイン制作
- クラウド設計・構築、運用保守からセキュリティまでサポートする自社サービス「cloudpack」の提供
- KDDI グループと連携した DX・クラウド開発推進
【本件に関するお問い合わせ】
アイレット株式会社 事業推進本部 pr@cloudpack.jp
TEL:050-3818-1853(広報担当:羽鳥・池田)
URL:https://cloudpack.jp
問い合わせフォーム:https://cloudpack.jp/contact/form/
※ cloudpack の名称は、アイレット株式会社の登録商標です。